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2008-04-16 Wed 12:24
最近うれしいことがありました。
私が矯正治療を担当している患者さんの話です。 いつもゴロッと診療台に横になっては、マンガを読みふけり、診療中にあまり会話がない男の子です。 でも処置が終わると、口の中を手鏡でじっくり見ながら、 「今日はどこの歯を動かしたのか」「なぜここを動かすのか」 「ここは咬んであたるけれど、ここはそんなにあたらないのはいいのか」 などなど、少し問い詰めるような口調で質問し、その説明に納得したのかと思いきや、 数日経つと「気になるところがある」と急患の電話があり、 「咬みしめると強くあたるところが変ってきたが、これで本当にいいのか」 いろいろと心配事が多い子です。 そうこうしているうちに、彼が高校を卒業する時期になりました。 まだ矯正治療は終っていないので、「どこに行くことになった?」と聞いても 「・・・・・・」マンガを読んだままです。 きっと浪人するので、きまりが悪くて答えにくいのだろうと、勝手に判断していました。 すると、先日お母さまが「ちょっと相談したいことがあるのですが・・・」と診療室にみえられました。 治療が長くかかっていることの叱責かなと思いながら「なんでしょうか?」と尋ねると、 「じつは東北地方の大学に進学することになりまして、今後の治療はどうすればよいでしょう?」 「あっ、合格されたのですね、おめでとうございます。 そうですね、進学される都市には歯学部を持つ大学がありますから、 大学病院の矯正科で治療を継続するという選択肢もありますが、いかがでしょうか?」 「じつはその歯学部に入学するんです。」 「ええっ!そうなんですか?!」 なんでも、治療中に私が話すことを聞いているうちに歯科に興味を持つようになり、 歯科医師になろうと決心したのだそうです。 いつもマンガに夢中で、治療後の説明以外の話を聞いているようではなかったけれど、 何かを感じてくれていたんだなぁ。 普段の私たちの仕事ぶりを見て歯科医師という職業を選んでくれたのであれば、 こんなにうれしいことはありません。しかも、 「向こうに行っても月一回福岡に飛行機で帰ってきて、こちらで治療を続けたいと言ってるんですけど、 お金がかかるので・・・・」 いやはや、歯科医師冥利につきるというか、そこまで私のことを買ってくれているのか、 もしくは最後まで責任持てよということなのか、 どちらにしろ通院は困難なので、進学先で継続しましょうということに落ち着きました。 当院の濱野が進学先の小児歯科の教授と面識があり、事前に連絡を入れていたので、 すぐに会って話を聞いてもらえて、矯正科の主治医もスムースに決まったと 後日、御両親がわざわざお土産を持って来られ、教えてくださいました。 「これでいろいろな先生に顔を覚えられたから、勉強頑張らないといけませんね」と私が言うと、 「休みで帰省したら、歯科のことで相談に来させていいですか?」とお母さまがおっしゃいました。 「もちろんです。私が教えられることは少ないかもしれませんが、気軽に遊びに来てください。」 歯の健診を続けている子供たちが、その体もその心も大きくなって、自分の夢に向かってはばたいていくさまをみると、(家庭ですくすくと育ったからとわかっているのですが) なんだか私たちの医院から巣立っていくような錯覚がして、とてもうれしいし、応援したくなるのです。 |
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2008-02-06 Wed 09:57
先日の祝日に、いつもレッスンで通っている九州国際テニスクラブで男女混合ダブルスの大会がありました。大会といっても飲料メーカーがスポンサーになったチャリティー目的のイベントです。毎年成人の日に男女ミックス、前日の日曜は男子ダブルスと女子ダブルスの試合が行われます。土曜や日曜は診療している私にはなかなか試合に出る機会がないのですが、この大会の男女ミックスダブルスは必ず祝日に行われるので、この3年は毎回参加しています。
ペアは、テニス仲間に組んでもらっていて、いまのところ毎回違うペアです。今年は、試合に初めて出る女性と組みました。やはり緊張されたようで、午前中の予選2試合の結果は思わしくありませんでした。まあ、私は日頃練習で顔見知りの方々でない、初顔合わせの方々と他流試合することで、実力をはっきり自覚することができれば満足なので、勝ち負けは気にしないのですが、その女性はかなり気落ちして、普段の実力が出せないまま結局午後の本戦第一試合もストレートで負けてしまいました。 試合が終わり、「私、もっと練習頑張る!」と涙をこらえるペアの女性になんて声をかけたらいいかなと言葉を選んでいる時に、対戦したペアの女性がすっとこちらに近づいてきて、「先生、いつも子どもがお世話になっています」と言われました。「えっ?」サングラスをかけていたので全く気が付きませんでしたが、なんと試合の相手はよく知っている患者さんのご両親だったのでした。「あっ、いえ、こちらこそ・・・」とっさのこともあり、なんだかきまりが悪くて、「でも来年は負けませんからね」と、負け惜しみを言うのが精一杯でした。 |
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2007-11-25 Sun 04:23
先日、当院で矯正治療をしている兄妹のお母様から「よかったら目を通してください」と封書を頂きました。
なにか対応がまずかったのかなと心配しながら拝見すると、封筒の中には『13+1/3 Genuine Jazz Trio』という中学生のジャズトリオの活動を紹介するリーフレットが入っていました。トリオはピアノ、ドラム、ベースから成り、ピアノはそのお兄さんだったのです。そこに記されている彼の経歴を以下に転載すると、 *** 4歳よりピアノを習い始め、クラシックを中心に演奏・作曲・即興演奏・楽典等も学び続けている。 10歳からは、作曲専門の先生にも師事。 11歳の時、九州最大級の音楽祭「MUSIC CITY TENJIN 2004」に最年少出演し、アクロス福岡円形ホールにてソロコンサート。西日本新聞にも掲載される。以来、4年連続出演。 現在は、福岡青少年音楽の翼(ジュニアオーケストラ)にも、ピアニストとして所属。 2006年 同オーケストラでフランス公演。 (社)福岡青年会議所製作 福岡城築城400年を記念したCD『夢ふくらむ福岡城』や『子育ておっしょい』、 福岡社会教育有志の会製作 「早寝・早起き・朝ごはん」県民運動促進CD 『元気な子』などでもピアノ演奏。 2007年 ソウル公演。今後も国際交流を続ける予定。 2006年よりジャズを独学で始め、中学生のジャズトリオ『13+1/3 Genuine Jazz Trio』を結成。 *** エーッ! Ayatake君はそんなにすごかったの!?「山のぼせ」だけじゃなかったんだ。 確かに治療を受けているときもiPodを離さないし、音楽が好きなんだなとは思っていたけど、これほどとは! 今年2007年11月で15歳になったばかりですが、将来の活躍がたのしみですね。今後の活動の予定は下記に詳しいそうです。 http://blogs.yahoo.co.jp/jazztrio06 今年は受験なので音楽活動は控えているのでしょうが、勉強もがんばってね。 |
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2007-10-22 Mon 01:36
今日は少しうれしいことがあったので、この場に書いておこうと思います。
上の前歯が気になると2歳の患者さんが来られました。ちょっぴり涙も出たけれど、動くことなく上手に治療を終えて、院内のおもちゃで上機嫌で遊んでいる間に、お母様に「当院をどうして選ばれたのですか?」と尋ねたところ、「リトルママを見て」と答えてくださったのです。聞けば最近遠方から福岡市に転入されて、どこの小児歯科に連れて行こうか探していたとのことでした。 育児支援フリーペーパーのリトルママに私が書いた文章を掲載するようになったのは10月15日発行の11月号からですので、手に取られて早速受診されたということになります。 私の文章が評価されたのかと都合よく考えて「よっしゃー!」とこぶしを握り締める気持ちが半分、「信頼に応えられるようエリを正そう!」と奮い立つ気持ちが半分の、少しばかり興奮した瞬間でした。 |
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2007-10-02 Tue 22:52
最近診療室に来られる方は、「やけに黒い歯医者がいるな」とびっくりされるかもしれません。
今はまっているのは、「テニス」なのです。屋外で3〜4時間汗をかくので、ほんとに真っ黒になってくれます。 肌の今後を考えて日焼け止めを塗ってはいますが、わざと効果が弱いものしかつけていません。 さすがにボールが見えにくいのでサングラスをかけてますが、そうすると目の周りが白くて顔は黒い「逆パンダ」が出来上がります。 じゃあしっかりPF50くらいの日焼け止め塗っとけよと言われるのですが、あえてそうしないのは理由があるのです。 今の時期は福岡市内の幼稚園や保育園の運動会が終わり、診療室にやって来るこどもたちは皆こんがり焼けています。まだまだ気温も下がらないので軽装ですし、小麦色の顔や手足がとてもまぶしく見えます。とても「こどもらしい」とも言えるでしょう。 やっぱり日焼けした姿は健康的で、元気がいっぱいに詰まっている印象を与えるのです。 ですからわたしも負けずに肌の黒さを競うように日焼けして、こどもの元気とおとなの元気をぶつけることで診療室を元気あふれる場にしようというモクロミなのです。 |
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